矯正治療
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マウスピース矯正
当院では、透明に近いマウスピースを使う矯正システムの「インビザライン」を新たに導入しました。
アメリカで開発された新しい矯正システムで、治療開始前に、口腔内スキャナーとCTで撮影したデジタルデータをもとに、患者さまに合ったマウスピースを作製します。薄くてフィット感があり、目立ちにくい設計となっています。利用しやすく信頼性の高い矯正システムです。
毎日22時間以上、装着し続けていただくことを基本とし、1週間ごとに患者さまご自身で新しいマウスピースに交換していただき、理想的な歯列になるまで歯を少しずつ動かしていきます。ワイヤー矯正よりも装着時の違和感は少なく、ご自身で着脱できるので、歯磨きもスムーズに行えます。また、透明なマウスピースは目立ちにくいので、ストレスフリーに矯正治療を進めることが可能になりました。
装置は取り外し可能なので、食事のときは違和感なく食べることができ、お手入れをする時は外して清掃できるので衛生的です。
子どもの歯列矯正は歯を抜かない床矯正が有効
床矯正とは、顎の成長を利用して歯並びを整える矯正方法です。永久歯の大きさに比べて、顎の大きさが小さいと、歯並びの不正が生じてしまいます。成長期の適切なタイミングで顎の拡大を促すと、歯が並ぶスペースを作り出すことができます。永久歯が生えてきたときに十分な口の広さを確保できるので、成長過程のお子さまに適しています。
子どものうちに矯正治療をしておくことで、永久歯の抜歯を避けることができます。5,6歳の時点で、乳歯が隙間なく綺麗に並んでいると、永久歯が並ぶスペースが足りません。「おかしい?」と思った時が治療開始のタイミングです。
歯並びが悪い状態は、骨格にも悪影響を与えてしまうので、早期に発見・改善していく必要があり、将来、お子様が永久歯を抜くことにならないためにも、小さい頃からお子様の歯並びを気にしてあげましょう。綺麗な歯並びであることはもちろん大事ですが、抜歯を避けることを目標としています。
床矯正のメリット・デメリット
床矯正のメリット
- 装置は取り外し可能なので虫歯のリスクが低い
- 抜歯をしないで矯正することを目標にしています
床矯正のデメリット
- 装置を1日12時間以上装着していないと効果がない
- 患者さまご自身(または保護者さま)で、決められた日程でスクリューを回さないと効果がない
- ねじれて生えている歯や、傾いている歯の矯正はできないことがある
ハイブリッド矯正
当院ではワイヤー矯正とマウスピース矯正を組み合わせ、両方のメリットを最大限に活かした「ハイブリッド矯正」という施術も行っております。
この方法では、ワイヤー矯正装置は犬歯から奥歯にかけて部分的に使用します。マウスピース矯正は歯を内側や外側に動かすのは得意ですが、前や後ろに歯を並行に移動させる動きは不得意ですので、マウスピース矯正が不得意な動きを、ワイヤー矯正でカバーするのです。
また、お口全体の歯並びの調整はマウスピース矯正で行いますので、抜歯を行うケースでも、正面からは矯正器具が目立たずに、歯並びを整えることができます。ワイヤーの使用期間が短いため、ワイヤーだけで行う矯正より、痛みや違和感が少なく歯並びを整えることができます。
マウスピース矯正を希望していて、ワイヤー矯正でないと難しいと診断された方や、ワイヤー矯正の器具が目立つため歯科矯正を躊躇している方は、是非当院にご相談ください。
当院が歯科矯正で
大事にしていること
当院での矯正治療は、歯をただキレイに並べるだけでなく、中心位やかみ合わせを重視した歯列矯正が重要だと考えております。顎の骨の大きさや位置関係、歯の角度などの口内環境は、患者さまによって様々です。
矯正治療を開始する前に、患者さまの歯並びをしっかりと測定・分析し、理想的な歯列に近づけるためのより正確な治療計画を作成いたします。
たとえ審美的にキレイに並んだ歯並びでも、しっかりと安定した咬合ができず、後戻りしてしまうケースがあります。生涯、使い続けることができる健康的な歯並びとなるよう、かみ合わせや、持続性にこだわった歯列矯正をご提供いたします。